双眼鏡は、バードウォッチングや天体観測、コンサートやスポーツ観戦などに用いられます。天体望遠鏡と違うところは、軽量で持ち運びがしやすく、視界が広いというところにあります。いろいろなシーンで簡単に使えるので、初めての屋外での観察で迷っている人は、双眼鏡をおすすめします。必ずしも「高い=高性能」ではありませんので、ここで正しい選び方を知ってくださいね!
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双眼鏡の倍率は、「7×50」「8×40」のように数字が書かれています。「7×50」の場合、7倍のレンズで50mmの対物レンズを使っていることになり、対象物を1/7の距離で見ていることになります。高倍率になれば対象物がよく見えることになりますが、高倍率になると「視界が狭くなる」「視野が狭くなる」「視界が暗くなる」といったデメリットもあります。
では、「7×50」の「50」は何を表しているのでしょうか。先程対物レンズということをお話しましたが、対物レンズが大きければ大きいほど暗い星もよく見えるようになります。その代わり双眼鏡が重くなり、持ち運びしにくくなります。
普通の望遠鏡では、上下が逆さまになって映し出されます。双眼鏡では、地上のものを観測するために、上下が逆さまでは正しく使うことができません。そんなときに必要なのがプリズムです。プリズムには直角プリズムと屋根型プリズムがあります。直角プリズムは屈折率の高さが求められ、屋根型プリズムでは角度を鋭くする技術が求められています。
凸レンズと凹レンズを組み合わせた単純な双眼鏡です。軽くて安価なのが特徴です。気軽に使いたいときやオペラグラスに使われます。
直角プリズムと対物レンズを組み合わせた双眼鏡です。ごつごつした双眼鏡が多いのですが、最近になってコンパクトタイプが登場しました。
屋根型プリズムを使用した双眼鏡です。小型で大きな対物レンズは使用できませんでしたが、最近は技術が上がって大きな対物レンズの双眼鏡も登場しています。
双眼鏡で捉えた映像をそのままデジタルカメラで撮影することができます。
夜間の動物や自然の観察、防犯用に使われます。
双眼鏡が左右それぞれのレンズで覗くのに対し、単眼鏡は双眼鏡をそのまま半分に分けたような大きさで、子供でも100g前後の軽量タイプも多く出ています。
双眼鏡を扱っているメーカーには、ニコン、ケンコー、ビクセン、キャノン、ナシカといったメーカーがあります。これらはカメラやさん、天文用品店、ホームセンター、インターネット通販などで販売されています。一番のおすすめは実際に見て触れるカメラやさんです。解らないことにもその場で教えてもらえますし、カタログを見せてもらうこともできます。ホームセンターは安くて買いやすいのですが、性能や機種をしっかり判断しなければ使えない双眼鏡を買うことになります。近くに双眼鏡を扱うお店がない、希望の商品がないといった時は通信販売を利用してみましょう。中古品やオークションといった方法もあります。
バードウォッチングやアウトドアで使う双眼鏡は視界の広い双眼鏡が好まれます。動物たちの動きについていけるように、持ち運びのしやすい軽量タイプの双眼鏡がおすすめです。7×35や8×40があると、他の用途にも使えますよ。
コンサートで後ろの席についたばかりに、演奏者や役者たちの様子がよく見えないということがよくあります。双眼鏡があれば、演奏者や役者たちの動きがよく見えて、より内容を理解できます。こうした場所では、ごつごつした双眼鏡より、デザイン性に優れたダハプリズム双眼鏡やミクロンタイプの双眼鏡がふさわしいでしょう。
広い場所で激しく動く選手を捉えるには、小型で高性能な双眼鏡が便利です。選手の表情が見えて、一緒になって盛り上がれます。7×30〜40がおすすめです。
初めて天体観測を始めるのであれば、普通の双眼鏡でも楽しむことができます。惑星の細かなところまでは判りませんが、彗星・星座の観察ができます。本格的に始めるのであれば、7×50や10×70など、しっかりした性能の双眼鏡を選びましょう。
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