テニス 歴史

幅広い年齢層に愛されているテニスですが、いざそのテニスの歴史と聞かれたら意外と知らない事が多いと思います。気軽に出来るスポーツのテニスのルーツを探りながら歴史を振り返ってみようと思います。


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テニスの起源について

テニスの起源は3〜5千年前の古代ローマまでさかのぼります。ボール状の物をお互いの手のひらで打ち合って遊んでいました。普通に普及されるようになったのはフランスで12世紀頃に「ジュードポーム」と名づけられた遊びがありました。その遊びがテニスの元になる遊びだと言われています。ラケットのような形のものが考案されたのは15世紀頃といわれています。今現在行われているテニスの元となったのは、中世フランスの宮殿などで行われていた室内競技、コートテニスがあてはまります。これを元にしたイギリス人のウイングフィールド少佐が、屋外に芝生をひきつめてコートにし、ローン・テニスと呼ばれるスポーツをつくり出したのが始まりと言われています。

テニス大会の歴史について

1877年には第一回めのウインブルドンテニス大会が開催されます。その時の優勝選手はゴア選手で下から打ち上げるアンダーカットサービスを打った後にネットに寄せてボレーで決めるといった今で言うサービス&ボレーで優勝をきめました。当時のテニス界にはロブという打法がなかったためにネットにつめボレーをすると面白いように決まったようです。その結果を踏まえて望んだ翌年はハドー選手がロブショットを用いてネット付近に出てくるゴア選手を手玉に取り、勝利することができました。1884年には今では一般的にやっているダブルスが開催されます。当時フォーメーションは雁行陣で試合を行っていたようです。その後平行のポジションが行われるようになったのは第二次大戦後からだといわれています。1912年に国際ローン・テニス連盟による普及が世界中に広まって技術やプレスタイルなどが飛躍的に向上しました。現在漫画などにも使われるオーストラリアンフォーメーションなどはこの頃には思いも付かなかったのでしょうね。

歴史的な選手達について

1920年には男子選手、女子選手ともに歴史に残る活躍をするチャンピオンが誕生しました。フランス人選手の「スザンヌ・ランラン」選手とアメリカ人選手の「ウィリアム・チルデン」です。その後を続いて男子では「チルデン」を追いかける勢いでフランス人選手から歴史的スター選手が誕生、別名「フランス4銃士」と呼ばれる活躍をしました。強力なサービスとレシーブが武器の「アンリ・コシェ」、「ルネ・ラコステ」、「ジャン・ボロトラ」、「ジャック・ブルニョン」。この名だたる4名が1925年〜1929年のフレンチ・オープン優勝と1932年までのウインブルドン大会の優勝など表彰台を独占しました。イギリスからは「フレッド・ペリー」がぐいぐいとそのプレイで活躍して1934年〜1936年のウインブルドンで見事に連覇を達成しました。1938年にはアメリカ人選手の「ドン・バッジ」選手がテニスの歴史上初の快挙、グランドスラム(4大大会をすべて1人で優勝すること)を達成しました。1920年前後からの約20年間にわたる人気を博した時期がテニスの第一期黄金時代と呼ばれています。実は今では低迷している日本人もこの時期には世界のトップ選手たちと肉薄する活躍をしていました。1921年デビスカップではなんと決勝に進出して功績も残っています。しかし盛んに盛り上がっていた黄金時代も第二次大戦をきっかけに衰退していくこととなってしまいました。

テニスの復興

大戦後に衰退していたテニスを復興させたのはオーストラリアでした。1962年と1969年に「ロッド・レーバー」選手がなんと2度のグランドスラムを達成する快挙から始まります。この「ロッド・レーバー」選手を筆頭として「フランク・セッジマン」、「ルー・ホールド」、「ケン・ローズウォール」、「ジョン・ニューカム」選手がオーストラリアでのテニスをまた盛り上げるきっかけを作ってきました。この人気で活躍中のオーストラリア選手達に引導を渡す選手が出てくるのです。その選手こそ知る人ぞ知る「ジミー・コナーズ」選手でした。「ジミー・コナーズ」選手とともにダブルハンドが世界中に流行るきっかけを作ったのが「ビヨン・ボルグ」選手です。後に「ジョン・マッケンロー」、「イワン・レンドル」、「ピートサンプラス」とテニスをやっている人なら誰もが知ってるであろう選手がテニス界をもりあげてきました。現在では「アンドレ・アガシ」選手の引退や「ロジャー・フェデラー」選手がグランドスラムを達成したりとテニス界の新時代の歴史の幕開けとなっています。

日本でのテニスの始まり

日本でのテニスの始まりは1876年に横浜にローン・テニスが普及してきます。ウイングフィールド少佐が特許を取ったちょうど2年後です。1890年に三田土ゴムの技師が高等師範学校の依頼で初めて今ではおなじみのテニス用ゴム・ボールを作成。これにより日本でも硬式テニスより先に軟式テニスが普及することになりました。1913年には慶応が正式に硬式テニスを初めることにより、日本人の間にも硬式テニスがおこなわれるようになりました。

頑張れ日本のテニス選手

最近は杉山愛選手がダブルスで優勝し日本の女子プロテニス選手の活躍は目覚しい限りです。過去には第26回アトランタ大会で伊達公子選手が5位(ベスト8)に入賞しテニス界も盛り上がっていましたが、現在の男子プロでは松岡修三以降活躍できずに衰退傾向にあります。オリンピックで日本が初めてメダルを獲得した競技がテニスでした。過去の歴史では男子選手も前述で上げたとおり世界で活躍していました。これからの男子女子の日本の選手の活躍を期待したいものです。

過去の日本人選手の活躍

1915年

熊谷一弥・柏尾誠一郎が極東オリンピックで単複優勝

1916年

熊谷一弥が東洋選手権単優勝、熊谷一弥が全米1位のジョンストン選手を破りました。

1919年

熊谷一弥選手が全米1位のマレー選手、全米2位のチルデン選手を破りました。

1920年

熊谷一弥・柏尾誠一郎選手がパリ・オリンピックで銀メダルをとりました。清水善造選手がウインブルドンのオールカマーズ決勝に進出しました。

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